サンドイッチの由来は?意味や起源、サンドイッチデーなどを解説
サンドイッチの由来や意味について解説しています。そもそもサンドイッチとはどのようなパン料理なのか、サンドイッチと呼ばれるようなった由来や意味など、サンドイッチ関連の情報をまとめています。サンドイッチについて詳しく知りたい方はぜひ参考にしてください。
サンドイッチは朝食やランチなどの普段の食事シーンだけでなく、 ピクニックをはじめとするアウトドアでも定番のパン料理です。また「好みの材料を挟むだけ」という作りやすさも、多くの食卓に並ぶ理由として考えられるでしょう。
そんな身近に感じられるサンドイッチですが、その名前の由来や意味についてご存知でしょうか。 当記事ではサンドイッチの名前の由来や意味、世界のサンドイッチの種類、おすすめのサンドイッチをご紹介します。
サンドイッチについて深く知ることで、より一層楽しむことができるので、ぜひ最後までご覧ください。
サンドイッチとは?
サンドイッチとは、肉や野菜などの具材を薄く切ったパンで挟んだパン料理のことです。 その作りやすさや片手で食べられる手軽さから、多くの食卓ではもちろん、ピクニックや運動会などのイベントでも定番料理として知られています。
また、サンドイッチは肉や野菜だけでなく、生クリームやフルーツなどのスイーツ系の具材を挟んだものも珍しくありません。 スイーツやスナック感覚で楽しむことができる点も、多くの人々に親しまれている理由として考えられるでしょう。
一方で、市販されているサンドイッチに関しても具材の種類はもちろん、パンの種類も多岐に渡るため、自分好みの商品を選びやすい魅力があります。
サンドイッチの由来は?どういう意味?
ではサンドイッチには、どのような由来や意味があるのでしょうか。ここでは「サンドイッチ」という言葉に注目し、その起源や語源について解説します。
名前の由来は「サンドイッチ伯爵」
サンドイッチの名前の由来として有名なのが「サンドイッチ伯爵」です。
サンドイッチ伯爵とは、イングランド貴族の伯爵位の1つのことです。 その伯爵位は現代まで続いていますが、サンドイッチと関係があるのは18世紀に実在した第4代サンドイッチ伯爵だと言われています。
第4代サンドイッチ伯爵は当時トランプゲームに夢中になっており、食事をする時間すら煩わしく感じたため、 トランプをしながら片手で食べられる料理を作らせたと言います。この料理は”トーストに牛肉を挟んだもの”で、 サンドイッチ伯爵が食べていたものとして有名になり、「サンドイッチ」と呼ばれるようになったそうです。
ただし、上記はあくまで一説です。そのほかにもサンドイッチ伯爵が仕事に没頭し、 ゆっくり食事をする暇がなく、手軽に食べられるサンドイッチを作らせていたという説もあります。
ちなみにサンドイッチを「サンドウィッチ」と表現することもありますが、これは英語表記が「Sandwich」であることに由来します。 どちらの表現も間違いではないので、お好きな表現を使うことができます。
日本に伝来したのは明治時代
日本にサンドイッチが伝わったのは、明治時代頃だと言われています。当時は一部の高級洋食店でしかサンドイッチが販売されておらず、庶民は食べる機会に恵まれていませんでした。
しかし、明治32年に神奈川県鎌倉市にある「大船軒」が、日本で初めて駅弁としてサンドイッチを販売したところ、状況は一変。民衆の間で噂が広まり、どんどん普及していったと言います。
サンドイッチが由来?世界のサンドイッチ系料理を紹介
サンドイッチが誕生してから200年以上の月日が経過した現在。世界各国では、サンドイッチに由来する料理が数多く生まれてきました。
ここでは世界のサンドイッチ料理をご紹介します。h
フルーツサンド
フルーツサンドとは、生クリームとフルーツを挟んだサンドイッチのことです。生クリームの程よい甘みと、フルーツの酸味が絶妙にマッチし、 スイーツパンとして親しまれています。挟まれるフルーツはイチゴやオレンジ、キウイ、バナナなどさまざまで、その種類は豊富です。
かつサンド
かつサンドは、肉厚でジューシーなかつを挟んだサンドイッチです。その発祥は昭和10年頃の日本で、当時の東京で働く芸者さんの口元が汚れないように作られたと言われています。
現代では多くの飲食店、パン屋、コンビニなどで販売されており、特に喫茶店では定番メニューとして親しまれることが多いサンドイッチです。
ベーグルサンド
ベーグルサンドとは、もちもちのベーグルで具材を挟んだサンドイッチです。ハンバーガーのような見た目が特徴的で、アメリカのニューヨークでは朝食やカフェの定番料理として知られています。
ベーグルサンドの王道の具材はクリームチーズとスモークサーモンですが、フルーツやクリームなどを挟んでスイーツ系のサンドイッチとしても楽しめます。
ケバブサンド
ケバブサンドは、肉や魚、野菜などを焼いて作るケバブを使用したサンドイッチ料理です。日本では、ピタパンという平たいパンにケバブを挟んで作られ、専門店のほかキッチンカーなどでも販売されています。
切り込みを入れたパンに具材を詰めるポケットサンドのような見た目が特徴で、具材の割合が多く、ボリューム満点のサンドイッチと言えるでしょう。
バインミー
バインミーとは、ベトナムで人気のサンドイッチのことです。本来はベトナム語で「パン」を意味する言葉ですが、 パンで具材を挟んだ料理もバインミーと呼ぶことから、ベトナムのサンドイッチ=バインミーとして認識されています。
バインミーは柔らかいパンにハム肉やレバーペースト、きゅうり、大根、パクチーなどの肉類・野菜類を挟むのが定番です。 また、海外メディアにおける「世界の美味しいサンドイッチ料理トップ100」で第1位に選ばれたことから、その美味しさは折り紙付きだと言えるでしょう。
3月13日は「サンドイッチデー」
サンドイッチをもっと楽しみたい方は、サンドイッチデーについても調べてみてはいかがでしょうか。
サンドイッチデーとは3月13日に訪れる記念日のことで、3が1を挟んでいることから「3(サンド)+1(イチ)」 という語呂合わせで制定されたと言われています。サンドイッチデーには、新作販売やキャンペーンを実施する企業もあるため、チェックしておくと良いでしょう。
また、サンドイッチの名前の由来になったサンドイッチ伯爵の誕生日である11月3日も、サンドイッチデーの1つとして親しまれています。
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ここでは、神戸屋のおすすめサンドイッチを3つご紹介します。
3種彩りフルーツのカスタードホイップサンド
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プリプリ海老かつサンド
海老ならではの甘み・旨味を堪能できる、海老かつサンドです。
海老の味わいや食感をより感じていただけるように硬めのパテのエビカツに、相性の良いソースを合わせました。 海老の存在感がしっかりとしていて、ボリュームもあるため、女性はもちろん男性の方にもおすすめの一品です。
贅沢具だくさんスペシャルミックスサンド
前菜、メイン、デザートとコース料理をイメージして作ったサンドイッチです。
具材にはそれぞれハム・野菜、海老・卵、やわらかなヒレカツ、フルーツ・ホイップクリームなどを使用しており、 ボリューム満点の一品に仕上げております。数種類のサンドイッチを、1度に楽しみたいという方におすすめです。
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▶神戸屋キッチンのサンドイッチメニューを
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▶フレッシュベーカリーのサンドイッチメニューを
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由来を知ってサンドイッチをさらに楽しもう!
サンドイッチの由来が18世紀のサンドイッチ伯爵にあることから分かるように、サンドイッチは歴史が深いパン料理の1つです。 普段の食生活に馴染みのある料理だからこそ、その歴史的な背景を知ることで、さらに愛着や親しみが湧いてきます、
また、現在ではサンドイッチの種類は豊富で、派生料理も数多く生まれています。 今後もオリジナリティのあるサンドイッチが生まれてくることが期待できるため、目を離せない注目のパン料理だと言えるでしょう。