【レシピ】飴色のオニオングラタンシチュー
神戸屋レストランの伝統的なメニューのひとつ。じっくり炒めた玉ねぎをベースにしたオニオングラタンスープに、食べ応えのあるシチュー肉、マッシュルーム、ブロッコリーを加えて仕上げました。
材料(2人分)
- バケット(スライス)
- 4枚
- 玉ねぎ
- 800g
- にんにく(みじん切り)
- 4g
- オリーブオイル
- 適量
- バター(無塩)
- 適量
- 水
- 300cc
- 固形コンソメ
- 5g
- ブランデー
- 適量
- 塩
- 適量
- シチュー肉
- 40g
- ホワイトマッシュルーム
- 2個
- ブロッコリー
- 1/16株
- ミックスチーズ
- 適量
- パルメザンチーズ
- 適量
- パセリ(みじん切り)
- 適量
使用するパンはこちら
バゲットは、フランス語で「杖」の意味。神戸屋ではフランス産小麦とフランスパン専用粉の2種類の小麦粉をブレンドして使用することで、軽い食感の中に小麦粉の風味と甘みが感じられるようにバランスを整えています。香ばしく歯切れのよいクラストが特徴です。
下ごしらえ
・玉ねぎはスライス、マッシュルームは4等分に切ります。
・ブロッコリーは小分けにしておきます。
・シチュー肉は柔らかくなるまで煮込んでおきます。(店舗では8時間煮込んだシチュー肉を使用していますが、焼いたチキンやソーセージでも代用可能です。)
作り方
鍋にオリーブオイル、バターを入れて熱し、にんにく、玉ねぎを全体量が20%になるまで、弱火で焦がさないように飴色に炒める。(店舗では約4時間かけてじっくり炒めています。)
水、コンソメを入れて強火で加熱し、沸騰したら灰汁を取り、弱火で約30分煮込む。
香り付けのブランデー、塩で味を整える。
③を耐熱皿に注ぎ、トーストしたバゲットを2枚ずつ浮かす。中央に柔らかく煮込んだシチュー肉をのせる。
マッシュルーム、ブロッコリーを盛り付け、ミックスチーズとパルメザンチーズかける。
260度のオーブンで約10分焼く。仕上げにパセリをちらして完成です。
コツ・ポイント
・玉ねぎは、飴色になるまでじっくり炒めることで甘みとコクが凝縮し、より本格的な味に仕上がります。
・バゲットとチーズだけを乗せ、「オニオングラタンスープ」としてもお楽しみいただけます。
レシピを教えるのはこの人
渡邊 健悟/株式会社神戸屋 マーケティングディビジョン 商品開発グループ プロフェッショナル
1985年入社。関西店舗を中心に料理部門を担当。2003年にイタリアミラノのシーフードレストランda gaspare(ダ・ガスパレ)にて研修を行う。その後、料理部門の開発を担当。
「パンのおいしさを引き出し、パンと一緒においしくいただける料理」をモットーに開発を進めています。
神戸屋レストランとは
「神戸屋レストラン」は、1975年に誕生した日本初のベーカリーレストラン。
「夕食にパンを」をテーマに、店内のパン工房で焼き上げたパンと、パンに合う料理を提供し続けています。
※今回紹介した「オニオングラタンシチュー」は、現在神戸屋レストランでのご提供を中止しております。