カレーパンの発祥の国は日本?起源や生まれたお店などの歴史を解説

カレーパンの発祥について解説しています。カレーパンの発祥は日本なのか、具体的にどの地域で生まれたのかなど、カレーパンの起源についてご紹介しています。併せて、カレーパンの種類やおすすめの商品なども記載しているのでぜひ参考にしてみてください。

惣菜パンの1つとして人気を博しているカレーパン。コンビニやスーパーなどの身近な店舗で購入できるほか、 本格的なパン屋でも定番商品として販売されています。

そんなカレーパンですが、実は日本発祥のパンであることをご存知でしょうか。当記事ではカレーパンの発祥について解説します。 カレーパンは日本のどこで生まれたのか、どんな種類があるのかなどをお伝えしているので、ぜひ参考にしてみてください。

そもそもカレーパンとは?

カレーパンとは、カレーを具材とする惣菜パンの総称です。 一般的にパンの中にカレーを入れて”揚げたもの”をイメージしやすいですが、厳密には”焼いたもの”もカレーパンと呼びます。

また、中に入っているカレーも多岐に渡り、ビーフカレーやキーマカレー、バターチキンカレーなどがあります。 カレーの種類によって味わいや香りなども変わってくるため、実は奥が深いパンの1つでもあります。

カレーパンは大人はもちろん、お子様も食べやすい人気のあるパンなので、 パン屋だけでなくコンビニやスーパーなどで手軽に購入できる点も特徴です。

カレーパン発祥の国は日本?起源は諸説ある

カレーパンの発祥については、日本で生まれたという説が有力です。しかし、その具体的な起源については諸説あるため、 「〇〇で生まれたのが最初のカレーパン」と厳密に言い切ることは難しいとされています。

ここではカレーパンの発祥に関する説を、いくつか解説します。

東京江東区のパン屋が発祥という説

1つめの説は、東京江東区にあるパン屋で作られたという説です。

このパン屋の2代目が1972年に実用新案登録した「洋食パン」が、カレーパンの起源なのではと言われています。 実用新案登録とは物品の形状や構造、組み合わせなどを保護する特許のようなもので、 この新案に「具の入ったパンをカツレツのように揚げる」と記載があったことから、カレーパンの発祥であると言われています。

厳密にはカレーという言葉は使用されていませんが、この要領でカレーを入れたパンを揚げてカレーパンが作られたと言われており、 このパン屋は現在でも元祖カレーパンのお店として親しまれています。

東京練馬区のパン屋が発祥という説

2つめの説は、東京練馬区にあるパン屋で作られたという説です。

当初は、定番の揚げたカレーパンではなく、あんぱんのようなカレーパンやカレーサンドイッチなどの商品を販売していたと言います。 しかし、売れ行きは不調だったことから、何度も試作を繰り返していたときに、トンカツをヒントにして揚げるカレーパンを生み出したと言われています。

東京新宿区のパン屋が発祥という説

3つめの説は、東京新宿区にあるパン屋で作られたという説です。

このパン屋の創業者が、インドの独立運動家と暮らすようになり、そこでインドカレーを教わったと言います。 当初は通常のカレーを販売し、人気を獲得していましたが、戦争の影響で食材の確保が難しくなり、メニューとしての提供が難しくなりました。

そこで考案されたのが、インドカレーとパンを組み合わせたカレーパンです。 しかし、カレーパンを作る際に他のパン屋の商品をヒントにしたとも言われています。 そのため、厳密にはカレーパンの発祥ではないとも考えられています。

ロシアから伝わった「ピロシキ」が発祥という説

4つめの説は、ロシアから伝わったピロシキを応用したものがカレーパンなのではという説です。

ピロシキとはロシアの伝統的な家庭料理のことで、パン生地の中に肉や魚、卵などの具材を入れて、 油で揚げたパン料理のことです。このピロシキをヒントに、日本では具材としてカレーを入れて、カレーパンを作ったのではないかと言われています。

カレーパンの種類

カレーパンは1900年代前半が発祥と言われている、歴史のあるパンの1つです。そのため、現代では多くのカレーパンが誕生しています。 ここでは、一般的なものから派生したものまで、カレーパンの種類について解説します。

揚げカレーパン

もっともオーソドックスなカレーパンは、「揚げカレーパン」です。カレーをパン生地で包み、パン粉をつけてから油で揚げて作られます。 揚げることでパンの表面のカリッとした食感を楽しめるほか、油分が多く、ジューシーな味わいになるのが特徴です。

焼きカレーパン

「焼きカレーパン」は油で揚げるのではなく、従来のパンのように焼いて作るカレーパンです。 パンのふわっとした食感を楽しめるほか、油を使用しないだけにカロリーが抑えられています。 また、パンの表面に野菜を載せるなどのアレンジがしやすい点も特徴です。

カレーサンド

「カレーサンド」とは、カレーを使ったサンドイッチのことです。食パンを使ってカレーを挟んだり、 厚切りの食パンに横から切り込みを入れてポケットサンドにしたりして作られます。 カレーに加えてチーズや卵などを挟むこともでき、アレンジの幅が広い点も大きな特徴です。

カレーまん

「カレーまん」とは、カレーを具材にした中華まんのことです。中華まんのモチモチした食感とホクホクなカレー餡の相性が良く、 パンとはまた違った美味しさを楽しむことができます。冬の季節を中心にコンビニなどで気軽に購入でき、カレーの種類にこだわった商品が多い点も特徴です。

カレードーナツ

「カレードーナツ」とは、ドーナツ生地を使用して作ったカレーパンのことです。 その見た目や製法は揚げカレーパンと似ていますが、中にはリング形状の生地を使用してカレーを入れたり、 挟んだりしたものもあり、ドーナツらしさのある商品も販売されています。

【神戸屋のおすすめ商品】こだわりの絶品カレーパンをご紹介

カレーパンは身近なお店で購入できるパンですが、何度も食べたくなるような美味しいカレーパンであればパン屋で購入するのがおすすめです。

神戸屋では、パン生地はもちろんカレーにもこだわった絶品カレーパンを複数ご用意しています。 本格的なカレーパンを楽しみたい方は、ぜひご紹介する神戸屋のカレーパンをお買い求めください。

焼き込みビーフカレーパン

「焼き込みビーフカレーパン」は、2種類のカレーとスパイスをブレンドしたビーフカレーを使用しており、コクとスパイシーさが特徴のカレーパンです。パン粉をつけて焼き上げることで、ふんわりとしたパン生地に加えて、表面のカリッとした食感がアクセントになります。中にはごろっとしたビーフダイスも包みこんでいるため、食べ応え十分なカレーパンです。

▼焼き込みビーフカレーパンの購入はこちら
神戸屋レストランで購入する
神戸屋キッチンで購入する

焼きビーフカレーパン

「焼きビーフカレーパン」は、ピリッとした辛さと旨みのあるビーフカレーを包んだカレーパンです。ビーフならではの旨みが詰まった食べ応えのある一品に仕上げています。

▼焼きビーフカレーパンの購入はこちら
神戸屋オンラインストアで購入する
フレッシュベーカリー神戸屋で購入する

ホテルカレードーナツ

「ホテルカレードーナツ」は、ドーナツ生地で奥深い味わいのカレーを包んだカレードーナツです。ビーフの旨みが溶け込んだカレーの味わいと、こんがり揚げたドーナツ生地の食感をお楽しみいただけます。

▼焼きビーフカレーパンの購入はこちら
ブレッズコートで購入する

【神戸屋のおすすめ商品】こだわりの絶品カレーパンをご紹介

カレーパンは、日本発祥の人気の惣菜パンの1つです。その起源は諸説ありますが、 先人たちの工夫や努力により、現代では美味しいカレーパンが続々と生まれています。

コンビニやスーパーなどでもカレーパンは購入できますが、焼き立ての美味しいカレーパンであればパン屋で購入するのがおすすめです。 神戸屋でも直営店やオンラインストアで、こだわりのカレーパンを販売しているので、ぜひこの機会にチェックしてみてください。

PAGE TOP
PAGE TOP